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【おもちゃレビュー】1バス2タムノースネア!アンパンマンドラム

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おもちゃ楽器の真面目レビュー2回目。
前回のアンパンマンギターに続き、アンパンマンドラムを紹介します。
類似商品についても触れておこうと思います。

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「アンパンマンドラム」が指すもの

実は、一口に「アンパンマンドラム」といっても、いくつかの製品バリエーションが存在します。
まずはそちらを整理しましょう。
「ドラムセット」と呼べる「複数の太鼓が組み合わされたもの」に限定しても、3種類のアンパンマンドラムが存在します。

1.ノリノリライブ♪ BIG電子ドラム&キーボード

まず、ある意味最上位機種と呼べるのが、ジョイパレット社の「ノリノリライブ♪ BIG電子ドラム&キーボード」です。
これはエレドラとキーボードとマイクが一体になった多機能製品です。
それだけに結構値段が高いので、悩んだものの我が家では買いませんでした。

なお、コロナ禍におけるStay Homeの中でONE OK ROCKがYouTubeにアップして話題になった「完全在宅Dreamer」で、中盤から登場するおもちゃのドラムがこれです。

2.うちの子天才 おおきなドラムセット(リニューアル)

アガツマ社が展開するアンパンマンのおもちゃ「うちの子天才」シリーズにも楽器のおもちゃがラインナップされています。
以前紹介した「アンパンマンギター」も同じシリーズの商品です。

【おもちゃレビュー】狂気のフレッティング!アンパンマンギター
子供に買ったおもちゃの楽器について、買う前に調べてみても楽器やってる人が真面目に書いたレビューが意外とないと感じたので、何かの参考にでもなればと思い、ちょっと記録を残しておこうと思います。 今回は第一弾として、アンパンマンギターを紹介します...

その中でも、現在販売されているドラムのおもちゃが下の画像のタイプの「おおきなドラムセット」です。
ただ、こちらはバスドラムがなく、手に持ったバチで叩く普通の太鼓が3つ並んでいるだけです。
これを「ドラムセット」と呼ぶのはちょっと違うような…と感じる人もいるかもしれません。

各通販サイトの価格はこちらからチェック↓

3.うちの子天才 おおきなドラムセット(従来モデル)

で、2番目に紹介したのが「リニューアル」となっているのですが、それ以前に販売されていたのが今回紹介するモデルです。
公式ウェブサイトにはまだ載っているものの、この記事を書いている時点でAmazonには在庫がなく、楽天も明らかにおかしな価格(1万円以上)のものしかないので、既に生産終了しているのかもしれません。
ペダルでバスドラムを踏むのが小さい子供には難しいとはいえ、これが無くなってしまったとなるとちょっと残念ですね。
(※イスは付属しません)

こちらに関しては、2台並べてツーバスにしてしまったダイナ四氏の演奏動画をご覧になった方もいるかもしれません。

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ドラムとしてのセットアップ

このアンパンマンドラム、パッと見た目は結構しっかり「ドラムセット」という感じですが、ドラムの心得のある人が現物を見ると「ん?」となるかもしれません。
シンバルが1枚なのは置いといて、2つ並んだ太鼓にタムとスネアの区別がないのです。
ワンバス・ツータム・ノースネアです。

ただ、子供向けのおもちゃとしてはよく考えられていると思います。
通常であればバスドラムのヘッドに絵が描かれているのは客から見た側であり、打面には装飾がないものですが、アンパンマンドラムのバスドラは叩いている子供の側から見て「ANPANMAN」と読めるように書かれているのも良いです。

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音量と騒音対策について

子供用のおもちゃの打楽器についているシンバルは「カーン!」と甲高い音がするものが多く、やたらと音が大きくて近所迷惑になりがちですが、こちらのシンバルはピッチがやや低めで、そこまでうるさい音ではありません。
また、リベットのようなものが3か所についているのが分かるでしょうか。

これがシズルになっており、適度に音量とサスティーンを抑えてくれます。

当然、子供が思いっきりぶっ叩けばうるさいので、その点は注意が必要です。
しかし、何の工夫もなく金属板をプレスしたようなおもちゃのシンバルと比べれば、かなりマシな音と言っていいと思います。

またタムについても、付属のスティックは短く、どこかに重心が寄っているわけでもないので、これで叩いてもそこまで大きい音にはなりません。
※なお、バスドラムの上にはスティックホルダーの機能が備わっており、ここに毎回片付けることさえ徹底すれば、子供向けのおもちゃにありがちな「一部パーツが無くなって泣く」という事態は避けられます。

そしてバスドラムを鳴らすのに使うのが、この一体成型のキックペダルです。

このペダルは横ブレがかなり激しく、まともに踏むのは困難です。
結果として、しっかり音が鳴るような踏み方を子供がするのはほぼ不可能ですし、ストロークも浅いので、これまた大きな音は全く出ません。

タイコ類がいずれも浅胴のシングルヘッドで残響が少ないことも、結果として音がうるさくない要因の一つかもしれません。
もちろん近隣への配慮が必要なレベルの音量も出ますが、一戸建てにお住まいであれば、昼間に遊ばせるにはほぼ支障がないと言っていいのではないかと思います。
集合住宅で音が気になる場合でも、シンバルやヘッドの裏側に布を貼り付ける等のミュートによって、十分なレベルの消音が可能でしょう。

素材について

実際に購入するまで全く予想していなかったのがシェルの素材です。
紙です。ペーパーシェル。
ロールした紙がテープで貼り付けられています。

ただ、フープとラグに相当する部分でしっかり挟まれているので、壊れやすいとかそういう心配はあまりなさそうです。
これも音量の小ささに貢献しているかもしれません。
とはいえ、取り扱いには多少注意したほうがいいでしょう。

アンパンマンドラムの代わりになる商品

さて、先に書いた通り、このアンパンマンドラムはどうやら既に流通していない模様です。
ここまで書いといて「もう販売されていません」は寂しいですが、「ドラムセット おもちゃ」とか「キッズドラム」で検索するとよく似たものは売られています。
見つけた中で一番近いのが、「BONTEMPI(ボンテンピ)」というイタリアのおもちゃメーカーのものです。
こちらは椅子も付属するようです。

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他にも類似した構成の商品や、タムっぽい太鼓がたくさん並んでいてタム回しができそうなものなんかもあります。
色々探すと良さげなものが見つかるのではないかと思います。

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