【レビュー】Darkglass Electronics / Microtubes B3K(旧型)

創立10年に満たないながら、もはやベーシストにはすっかりおなじみになったDarkglassの人気ベース用歪みエフェクターです。
中でもMXRサイズのB3Kは、その特徴的なサウンドを最も手軽に体感できる一台といえます。
電源はDC9Vアダプター、電池駆動不可。

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サウンドの特徴

このB3Kですが、筐体に「Overdrive」と書かれてはいるものの、音色は完全にディストーションです。
歪みの質感はジリジリ感がかなり強く、粒が細かい、なんというか冷たい質感の歪みで、他のメーカーのエフェクターでは聴いたことがないタイプの音です。

しかし、深く歪ませても音の輪郭がぼやけず、音程感もかなりしっかり残るうえ、歪んだギターと大音量のドラムというアンサンブルにおいても音が埋もれにくい。
これは唯一無二と言っていいでしょう。
最近のメタルコア等、無機質かつ強烈に歪んだサウンドを出すベーシストに人気があるのも納得です。

オフィシャルの動画に、同社のドライブペダルであるVintage Microtubesとの比較がありました。
Vintage Microtubesの方はわりとスタンダードな音色なので、こうして比べると特徴が分かりやすいですね。

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コントロールの特徴

コントロールはBLEND、LEVEL、DRIVEの3つのノブと、GRUNT、ATTACKの2つのミニスイッチ。
一見ややこしそうに感じますが、触ってみると直感的に好みの音が作れます。

BLENDは文字通り、原音と歪み音のブレンドの調整。
LEVELで歪み音の音量を、DRIVEで歪みの深さを調整します。
DRIVEがゼロの状態でもBLENDを上げていくと「Darkglassの音!」な感じに変化していくので、これは是非試してみていただきたいです。

GRUNTは歪み回路の前段で低域をブーストするか(FAT)、カットするか(THIN)、変化させないか(RAW)を選ぶことができ、歪み音の低音感を調整できます。
ギターの低音がモリモリ出てるようなバンドなら、ブーストしない方がベースの音抜けは良いかもしれません。
ATTACKは歪み音の高音域の調整で、こちらもFLAT、BOOST、CUTから選択可能です。

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旧バージョンの悪い点

このエフェクター、音は非常に気に入っていて、フットスイッチが「スッ」と踏めるタイプでON/OFF時のポップノイズが無いのも良かったのですが、「踏んでから音が切り替わるまで微妙なタイムラグがある」というのが少し気になりました。
スイッチャーに組み込むなら問題ないですが、エフェクターを直列に繋いで、かつ曲中でON/OFFするような場合は不満を感じると思います。

スイッチONのタイムラグはバージョンアップしたB3K V2では改善されていますので、旧バージョンを中古等で買う場合には注意が必要でしょう。
ちなみに、新型のB3K V2ではATTACKスイッチがTONEつまみに変更、さらにMID BOOSTスイッチで300Hz~1kHzの帯域をブーストできるのですが、逆にGRUNTスイッチは廃止されています。
V2のミッドブースト機能は、特徴的なドンシャリディストーションの魅力を削いでしまっているようにも思えるので、スイッチONのタイムラグが気にならないのであれば、中古で旧型を探すのもありかと思います。

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