【レビュー】Maxon / BC-01 BI-MODE CHORUS

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コーラスが大好きな私ですが、高校生の頃に初めて購入したのがこのコーラスでした。
「揺れないコーラス」という私の好みを決定付けた一台といえます。
デザインや型番を変更しつつ何度か販売されてきたエフェクターですが、2018年現在、同機能の現行機種は存在しないようです。

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コントロールの特徴

このエフェクター、どういうものかというと、「バイモードコーラス」の名の通り2台分のコーラス回路が内蔵されています。
同じ構造のエフェクターとしては、このBC-01のほかにMaxon BC-9、そしてIbanezブランドで発売されていたBI-MODE CHORUS BCLと、TWIN CAM CHORUS TC10というのがあります。

コントロールは、SPEED A、SPEED B、WIDTH A、WIDTH Bの4つ。
つまり、内蔵された2つのコーラスA・コーラスBについて、それぞれ揺れのスピードと深さを調整できるというものです。
正直「なんだそりゃ」という感じだと思いますが、実際使っても「なんだこりゃ」という感じです。

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音色の特徴

YouTubeで探しても動画が全然なくて、これはギターの動画でしかもIbanezから出ていたBCLになるんですが、とりあえずこんな感じの音です。
基本的にはすっきりした音色の、うねりよりも透明感を感じさせるコーラスです。

このコントロール特有の音作りとして、WIDTHをA、B両方とも上げたうえでSPEEDをそれぞれ異なる設定にすると、2種類の揺れが混在して物凄く気持ち悪い音になります。
そうではなく、シンプルなコーラスとして使うのであれば、いずれかのWIDTHをゼロに絞れば一般的な(1台ぶんの)コーラスとしても使えます。
ただ、シンプルに使う場合、ギターならいいんですが、ベースだと低音域にコーラスがかからないためか、うっすらとしか効果を感じることができません。

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セッティングのポイント

で、私が編み出したのが、2つのコーラスを可能な限り同じ設定にするという方法でした。
SPEEDつまみの効き方はコーラスAとコーラスBで範囲が違うので、単純につまみを同じ位置にしても同じ音にはなりませんが、2系統のコーラスを同じ揺れになるようセッティングにしてみると、「音程感がうねるほどの深いコーラス効果ではないのにしっかり揺れて聞こえる」という、ベース的に非常においしい使い方ができました。

自分は綺麗にコーラスをかける方法を考えましたが、どちらかというと気持ち悪い揺れ方をするキワモノのコーラスとして優秀なのかもしれません。
現状は中古品しかないですし、流通量は多くないですが、人気もないので安く買えると思います。
実のところ「内部に複数系統のコーラス回路を内蔵している」というエフェクターは他にもあるんですが、実際に2台コーラスを繋げてそれぞれ別のセッティングにする、なんていう事を実際にやってみる機会はあまりないと思いますので、興味のある方は見かけたら是非確保してください。

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