【レビュー】3Leaf Audio / GR2

今回は3Leaf Audioから発売されていたエンヴェロープフィルターです。
電源は9V乾電池またはDC9V~18Vアダプター
既に製造が終了しているようで、現行品だとWonderloveが後継機種になるんですかね。

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同社製Protonとの比較

前に、同じく3Leaf AudioのProtonというエンヴェロープフィルターを紹介しました。

【レビュー】3Leaf Audio / Proton envelope filter(初期型)
世の中には「名機」と呼ばれるようなエフェクターがあって、価格が高騰していたり、再現版の機種が出回っていたりします。 その中でもMusitronicsのMU-TRON Ⅲを再現したエフェクターがProtonです。 電源はDC9V~18Vア...

いずれも既に手元にはありませんが、Protonよりも先にこのGR2を購入していました。
このGR2、音色のバリエーションが非常に広く、色々なオートワウサウンドを出すことができます。
Mu-TronⅢを再現したProtonと全く同じ音は出せなかったのですが、かなり近い音を作ることもできました。

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音色とコントロールの特徴

ベースで弾いている動画がこちらです。

こちらが進化版であるWonderlove、演奏はVictor Wooten!

コントロールは、SENSITIVITY、ATTACK、DECAY、TONE、DRY-WETの5つのノブ。
そして、HIとLOを切り替えるRANGE、UPとDOWNを切り替えるSWEEPの2つのミニスイッチです。

SENSITIVITYは入力感度の調整です。
エンヴェロープフィルターのエフェクトは、楽器の出力によって効き方が違ってきます。
下げすぎるとフィルターが開かないため「んもう、んもう」という音に、上げすぎるとフィルターが開きっぱなしになって「ピャーーー」という音になってしまうので、「ワウッ、ワウッ」という歯切れよい音を出すには、繋ぐ楽器の出力に応じてこの入力感度を適切にセッティングする必要があります。

ATTACKはフィルターエフェクトの効き方の調整で、下げるとピャウピャウしたアタックの部分が強調され、上げるとフィルターが閉じるときの「ワウッ」という部分が太く感じられるようになります。
DECAYはフィルターが閉じるまでの時間の長さで、短くすれば素早くフィルターが閉じて「ワウ!」というスラップ向きの音になりますし、長くすることで「わあああーーーーうんっ」という、音価を伸ばすのに向いた音にもできます。
TONEはエフェクト音に対して有効な高音域のコントロールで、BLENDで原音とエフェクト音のブレンドの調整もできます。

これらのノブに加え、RANGEスイッチでフィルターの周波数レンジを切り替えることにより、高音域~中音域にフィルターがかかる明るい音色のHIと、低音域までがっつりフィルターがかかるLOを選ぶことができます。
SWEEPスイッチは、フィルターによって強調される周波数帯が高音域に移動するか低音域に移動するかの切り替えで、UPとDOWNを選択できます。
さらに裏蓋を開けると、内部にはローパスフィルターとバンドパスフィルターの切替スイッチや、バッファードバイパスとトゥルーバイパスの切替スイッチもあります。

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歪ませてもしっかりワウが効く便利機能

また、GR2にはセンドとリターンの端子が備わっており、ここにエフェクターを繋ぐことができます。

例として、「歪み→GR2」という順番でエフェクターを繋ぐと、GR2単体で丁度よい効果が出るようにセッティングしても、歪みと同時に使うことでフィルターの効きが悪くなってしまいます。
しかし、その歪みエフェクターをGR2のセンドとリターンの間に繋げば、歪んだ音に対して、GR2単体で使ったときと同じようにフィルターをかけることができるのです。
トゥルーバイパスモードの場合、センドリターンに繋いだ歪みはGR2のOFF時には当然歪みは使えませんが、バッファードバイパスモードにしておけば、なんとGR2をオフにしていてもセンドリターンに繋いだエフェクターを単体で使用できてしまいます。

以上、とんでもなく多機能なエンヴェロープフィルターでした。
残念ながらGR-2は既に流通していませんが、現行の同社製Wonderloveは、これに加えてエクスプレッションペダルを繋ぐ端子も備えており、ペダルワウとして足で操作することも可能です。
あまり現物を見かけることはないですし、けっこう高いですが、見つけたら是非試してみていただきたいです。

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