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【レビュー】Electro Harmonix / Memory Toy

2010年頃に私が初めて購入したアナログディレイがこれでした。
既に手元にはありませんが、初めて「発振」というものを理解したエフェクターでもあり、これがエフェクター選びのターニングポイントになったと言えます。

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にじみすぎないアナログディレイ

当時、アナログディレイに興味を持った私は、よく分からないまま色々と試奏を繰り返していました。
その中で、アナログの割にはディレイ音がくっきりしていて分かりやすく、かつ価格が安かったのがこのMemory Toyでした。
ベースにかけている動画がありました。

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コントロールの特徴

コントロールはDELAY、BLEND、FEEDBACKの3つのノブと、MOD(モジュレーション)のON/OFFを切り替えるミニスイッチです。

DELAYでディレイタイムが設定でき、調整範囲は30ms~550msです。
BLENDは原音とディレイ音のミックスバランスで、全開にするとディレイ音100%になります。
FEEDBACKがディレイ音のリピート回数です。上げると発振します。

MODスイッチは「コーラスのような効果」と言われているのですが、ディレイ音にピッチモジュレーションがかかって音程がウネウネするような感じです。
この音程が揺れるディレイ音と原音との組み合わせで、ギターだとコーラスっぽく聞こえるのですが、ベースだと音程のうねりが気になって、あまり好みではありませんでした。
ただ、ディレイタイムを短く設定してMODをONにするとスプリングリバーブのような音が出て、それはそれで面白かったです。

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発振について

このMemory Toy、発振音がなんとも扱いやすくて、ピーピーうるさすぎるわけでもなく、低音が凄すぎてスピーカーが飛びそうなほどでもなく、ほどよい塩梅でした。
今聞くと物足りないかもしれませんが、当時の自分にはそれぐらいが丁度良かったのだと思います。
ただ、当時は不慣れだったので、発振状態でOFFにして、そのまま再度ONにすると発振した状態が続いているのにはびっくりしました。

音が大きくなるのという欠点

このエフェクター、一つ欠点があると言われていて、エフェクトONにすると若干音量が上がります。
とはいえ、同じくエレハモのMicro Q-Tronのようにやたらと音がでかくなるわけではなく、少し音が大きくなる程度の変化です。

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自分の場合、ディレイをONにするのはソロ等、多少なりとも音を強調したいときだったので、むしろこれぐらいの音量アップがちょうどよかったです。
最近はもっと安いアナログディレイも多いですが、エレハモというメーカー特有の存在感込みで試してみてほしい1台です。

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