【地方民の島村PLEK体験記③】スキャン完了、指板修正へ

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最寄りの島村楽器を経由して7弦フレットレスベースをPLEKに出し、3週間ちょっと。
その最寄り店舗から、スキャン結果と今後の作業工賃の連絡がありました。
そして今回、PLEKの機械によるフレットレス指板への加工可否だけでなく、別件で私が勘違いをしていたことも新たに発覚しました。

【※追記】
本記事の内容は2019年時点のものです。
当時機械が設置されていた「名古屋ギターショールーム」は2020年9月に閉店し、島村楽器のPLEK受付は一旦中止されてしまいました。
その後、PLEKは2021年12月にリニューアルした名古屋パルコ店に移設されましたが、名古屋パルコ店に直接持ち込まなければいけなくなってしまい、全国の店舗での受付はできなくなったようなので注意してください。
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前回まで

前回の記事では、「島村楽器のPLEKではプログラム上、フレットレスの指板を削る指板修正をPLEKの機械で完結することができないと発覚、ひとまずスキャンデータを取ってもらったうえで作業工賃の見積もりを出してもらうことにした」という経緯を書きました。

【地方民の島村PLEK体験記②】フレットレス指板修正の可否
自宅から一番近い島村楽器にベースを預け、PLEKの依頼をしてから数日後。 その受け付けをしてくれた最寄店の店員さんから電話がありました。 ここで、ある程度PLEKについて下調べし、多少なりとも分かっているつもりだった私の大きな勘違いが発覚し...
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やはり地方店舗の店員さんを介したやり取りは厳しい

そして先日、最寄り店舗の店員さんから、スキャンが完了した旨と、その後の指板修正等の金額に関する連絡をいただきました。
しかし、ここで一つ問題が発生します。
ある程度想定していたことですが、最寄店の店頭で対応してくれた店員さんがエレキギター・ベースにそこまで詳しい人ではなかった場合、この時点で十分な意思疎通ができないのです。

特に今回は、最初「PLEKって何ですか?」ぐらいの状況からのスタートだったこともあり、エレキ弦楽器の構造にそこまで精通していない店員さんとの電話で、楽器の現状を正確に把握するのは不可能でした。
そこで私は、PLEKを設置している名古屋ギターショールームと直接やり取りをさせてもらうことにしました。

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PLEKスキャンの結果

その後、電話で対応してくれた名古屋のリペアスタッフさんに教えていただいた内容によると、ざっくり言って私のベースは以下のような状態でした。

・ネックがやや順反り気味であるが、問題になるレベルのねじれ等は現状ない
・指板のRに対し、ナット部分でのRが適切になっておらず、中央寄りの弦のみナット弦高がやや高い状態である
・最終金額としてはPLEKスキャン3,000円、指板とナットの修正で11,000円(作業完了後のPLEK再スキャンを含む)で合計14,000円、そこに送料3,000円を加えて17,000円(税別)

そこまで大きく指板を削る必要がないためなのか分かりませんが、懸念していた金額よりはだいぶ安くなりました。
(※見積りで出してもらった料金なので、他のフレットレスベースでも必ずこの金額になるとは限りません)
フレットがある楽器のPLEKスキャン・擦り合わせ・調整フルコースの料金が13,000円なので、それに近い金額にしてもらえたのかもしれません。

ネックの反り具合に関しては最近あまり細かく見ていなかったのですが、体感としてあまり反っているとは思っていなかったため、どのように改善するのか気になります。
また、特に問題を感じていなかったナット弦高についても追い込む余地があると分かったことは収穫です。

送料について

さて、それはそうと最初に書いた勘違いというのが「送料3,000円」という部分でした。
私は「店舗間移動だから送料はかからないだろう」と勝手に思い込んでいたのです。

とは言うものの、輸送にお金がかかるのは当然ですし、島村楽器ウェブサイトのPLEK料金ページをよく見たらちゃんと「別途送料」と書いてありました。
これは地域によって金額に変動があるかもしれませんので、事前に確認しておいたほうがいいでしょう。

というわけで、今回の見積提示を受けて正式に作業を依頼することにしました。
当初の想定より時間がかかっている、というのは正直なところですが、最終的な仕上がりが楽しみです。

なお、スキャンデータについては、メールで送っていただく、あるいは印刷したものを楽器返却時に同梱してもらうことも可能なようです。
PLEKの機械が動いているところは一度自分で見てみたいですし、可能であれば対面でリペアマンさんとやり取りするのがベターだとは思いますが、今回名古屋のスタッフさんと直接やり取りできたことで、ある程度お任せして大丈夫そうだという感覚になりました。
また送料に関しても、エレキベースを自分で発送したら往復3,000円では済まないですし、梱包の手間が全くないというだけでも地方在住者にとっては利点になると思います。

【続き(最終回)はこちら↓】

【地方民の島村PLEK体験記④ 最終回】作業完了
島村楽器に7弦フレットレスベースのPLEKを依頼してからしばらく経ちましたが、ついに指板修正(すり合わせ)が完了したとの連絡がありましたので、楽器を回収してきました。 今回の依頼・施工内容はややイレギュラーなもので、フレットのある楽器とは色...

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