【まとめ】ペダルなしの小型ワーミー系エフェクター

私自身も過去に愛用していたワーミーは、飛び道具としては知名度が高く、まさに遊べるエフェクターの定番のひとつだと思います。
とはいえ、その大柄なサイズのため、エフェクターボードに収めるのが難しいのも事実です。
そこで今回は、ボードに入れやすい、エクスプレッションペダルのない「小型ワーミー」「簡易ワーミー」とでも言うべきエフェクターをいくつか紹介したいと思います。

私が実際に所有していたワーミー2機種(Whammy 5と新型Bass Whammy)についての記事はこちら。

【比較レビュー】DigiTech / Whammy 5, Bass Whammy
今回は思春期の憧れだったワーミーです。 英語の発音は「ワミー」の方が近い、というのはもはや有名な話ですかね。 電源はDC9Vアダプター(※専用アダプター付属)、電池駆動不可。

ワーミーとは、DigiTech社が開発したペダル付きピッチシフトエフェクターの商品名です。
エクスプレッションペダルを踏みこむことで、ギターのアーミングのように音程がギュイーンと変化するというのがやはり最大の魅力でしょう。
他のメーカーでも似たような製品がありましたが、やはりワーミーがこの手のエフェクターの代名詞と言えます。

いわゆる「オクターバー」「ピッチシフター」と呼ばれるエフェクターの多くはこのような機能を備えておらず、単に「フットスイッチを踏んでONにすることでオクターブ上などの音が出るようになる」というものが多いです(※中には「専用ジャックにエクスプレッションペダルを繋ぐことでワーミーと同じような使い方ができる」という製品もある)。
しかし、「エクスプレッションペダルが無くてもワーミーのような無段階音程変化が可能」というエフェクターがいくつか存在します。
これぞまさに「ワーミーは欲しいけどでかすぎてエフェクターボードに入らない」という人にぴったりですので、そういった製品を紹介します。

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BOSS / PS-6 Harmonist

BOSSのピッチシフターには、前世代のPS-5 Super Shifterで「T.ARM」という機能が搭載され、現行のPS-6 Harmonistにも「S-BEND(スーパーベンド)」というモードがあります。
このモードはワーミー風の効果を得ることができ、調整できるのは「どこまでピッチを動かすか(SHIFT)」、「ピッチが変わりきるまでの時間(RISE TIME)」、「ピッチが元に戻るまでの時間(FALL TIME)」で、十分なコントロールを備えています。
ただ、ベースに使うには低音域のピッチ検出能力に難があり、2010年発売ということもあるので、そろそろベースの低い音域にも対応した新製品に期待したいところです。

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Electro Harmonix / Pitch Fork

エレハモが2014年に発売した、MXRサイズのピッチシフターがこのPitch Forkです。
これは実際に購入し、一時期ボードに入れていました。

【レビュー】Electro Harmonix / PITCH FORK
今回はエレハモのピッチシフターです。 小型版ワーミーとでも言うべき機能が、MXRサイズの筐体に詰め込まれています。 DC9Vアダプターが付属していますが、電池駆動も可能です。

このエフェクター、ぱっと見のコントロールはシンプルですが、実は疑似ワーミー的な機能を備えています。
まず、ラッチとモーメンタリー(アンラッチ)のモード切替ボタンで、モーメンタリーモードにします。
これでフットスイッチを踏んでいる間だけON、足を離すと勝手にOFFになります。

出荷時のデフォルト状態だと「フットスイッチを踏んだ瞬間に一気にピッチが変わり、足を離すとすぐに元の音程に戻る」というような挙動なのですが、実は特殊な操作(ややこしいので代理店サイトから取説を見てください)によって、「踏んでからピッチが変わりきるまで」と「足を離してから元に戻るまで」の時間(グリッサンドレート)を最長で2秒まで伸ばすことができます。
この操作のためにはエクスプレッションペダルを用意する必要があり、面倒なうえに調整が分かりにくいのが難点ですが、ベースにも難なく対応する検出音域の広さは大きな魅力です。

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なお、今回の趣旨からすると余談ですが、エレハモは逆にペダル部分だけのワーミーみたいなSlammiSlammi Plusといったぶっ飛んだ製品も発売しています。


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DigiTech / Whammy Ricochet

2016年、ついに本家DigiTechが発売したペダルなしワーミーがWhammy Ricochetです。
私は購入はしませんでしたが、当時試奏したところ、さすが本家の新型製品だけあってベースワーミーと同等レベルの低音検出精度を備えていました。
こちらはPitch Forkと同じく、フットスイッチのラッチとモーメンタリーを切り替えることが可能で、さらに同軸2連のBALLISTICSノブにより、PS-6のように「フットスイッチを踏んでから音程が変わりきるまでの時間(SHIFT)」と「足を離してから音程が元に戻るまでの時間(RETURN)」を個別に設定することができる、いいとこ取りのような製品となっています。

ただ注意点として、出荷時は和音対応のChordsモードに設定されており、このモードではモーメンタリー状態だとエフェクトOFF状態でも音質劣化が酷いので、用途によってはClassicモード(単音のみ対応だが反応が速く、エフェクトOFF時の音質変化が少ない)に切り替えて使うべきでしょう。
このせいで「音痩せする」と評価している人もおり、第一印象で損してんなあという感じがしますが、これまたそのモード切替が難解なのが難点です。

※Twitterでこの話をしたらアキラのMETAL MANIACS.のakiraさんが日本語説明書の画像を載せてくれました。↓


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TC ELECTRONIC / BRAINWAVES PITCH SHIFTER

この手のエフェクターの中でも、2019年に発売された新しい製品がTCのBRAINWAVES PITCH SHIFTERです。
文字通りのWHAMというモードを備えており、さらに独自のMASHフットスイッチによって、踏み込む力加減でパラメーターを操作することも可能です。
こちらの動画の4:10あたりからが分かりやすいです。

まだ実機を触ることができていないのですが、ベースによるオフィシャル動画を見ると低音域の反応も良さそうですね(ていうかこれ弾いてんのMohini Deyじゃん)。

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というわけで、「ワーミーを導入したいけどでかすぎるから無理」という方におすすめのピッチシフターをまとめてみました。
一度使うと癖になるエフェクトです。
未体験の方は是非試してみていただきたいと思います。

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