【エフェクターベーシスト列伝①】TAIJI (X, LOUDNESS etc.)

せっかくこんなブログをやっていますので、エフェクター好きベーシストとしての影響元について書いてみようと思います。
今回は第一弾ということで、私がエレキベースを手にしたきっかけであり、エフェクター愛好家としてだけでなくあらゆる面で大きな影響を受けたTAIJIを取り上げます。
私にとって、「ベースかっこいい!自分もやりたい!」と思ったきっかけが、XのベーシストだったTAIJIでした。

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BLUE BLOODの衝撃

私が10代の頃にどれぐらいXが好きだったかというと、TAIJIモデルの廉価版であるKiller KB-DaggerにHIDEモデルのMGを模したペイントを描いていたぐらい好きでした。

実のところ私は直撃世代では全然なくて、音楽に興味を持ち始めた頃にはX JAPANは既に解散寸前でした。
当然ながら、当時テレビで見たX JAPANでベースを弾いていたのはTAIJIではなくHEATHです。
ですが、X時代の作品も含めて一番聴いたのは、後追いで購入した1989年リリースのメジャー1stアルバム「BLUE BLOOD」でした。

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印象的なコーラスの使い方

このアルバムで私がその存在を強く意識したエフェクターが「コーラス」です。
Xの楽曲は、PVも含めてYouTubeにスタジオ音源がないので、以下の動画はライブ映像になりますが、機会があれば是非CD音源の方を聴いてみてほしいと思います。

まず、再結成後もライブで演奏されている人気曲「WEEK END」。
イントロのギターアルペジオを追いかけるように入ってくるベースに、CD音源では深いコーラスがかかっています(しかもそのパートは実はフレットレス)。
このライブ映像でもほんのりコーラスがかかっているように思います。

なお、何かの雑誌でレコーディング時に使ったのはコーラスではなくHIDEに借りたワーミーのデチューン機能だったというインタビューを読んだ記憶があります。
もしかしたら記憶違いかもしれませんが、そうであるとしたら「ドライ音とエフェクト音がシームレスに切り替わっている」というのも説明できます。
これに関しては未だに確定情報が手に入っていないので、ご存じの方がいらっしゃいましたら是非教えてください。

【比較レビュー】DigiTech / Whammy 5, Bass Whammy
今回は思春期の憧れだったワーミーです。 英語の発音は「ワミー」の方が近い、というのはもはや有名な話ですかね。 電源はDC9Vアダプター(※専用アダプター付属)、電池駆動不可。

シャッフルのハードロック調ナンバー「Easy Fight Rambling」でも、ごく短いフレーズで効果的にコーラスが使われています。
ギターソロ前のわずか一小節ですが、スライドを絡めたフレーズに強いコーラスがかかっており、曲中のアクセントになっています。
(余談ですが、脱退ライブとなった「破滅に向かって」ではこの曲でベースソロの見せ場があります。)

そして、「Xclamation」では、強めのコンプがかかった音色でのスラップが聴けます。
うっすらコーラスがかかっているようにも思うのですがどうでしょう?
こちらもライブでは比較的ナチュラルな感じの音ですね。

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ベースの全てを学んだ名盤

当時、まだエフェクターの知識がなかった私にとって、コーラスによってゆらゆらと揺れるベースの音色はとても不思議で新鮮でした。
それだけでなく、メロディアスに動き回るベースラインや、スラップやタッピングといった未知の奏法、フレットレスベースという楽器、そしてベースソロというものの存在など、私にとってこのアルバムは衝撃の連続でした。
私はエレキベースに関するあらゆる基礎知識をBLUE BLOODで学んだといえます。

ちなみに2006年に発売されたリマスター盤もあり、プレミアがついて高価になっていますが、音がかなりクリアなので気になる方にはそちらもおすすめです。

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X脱退後のTAIJI

その後、TAIJIはXを脱退し、本名の沢田泰司名義でLOUDNESSに加入。
1992年にリリースされた10枚目のアルバム「LOUDNESS」に参加しました。
「Everyone Lies」では、スラップしながらワウを踏むという荒技(3:16~)を披露しています。

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残念ながら、Xを離れてからのTAIJIの人生は、残酷なまでに不遇なものだったと思います。
憧れのLOUDNESSに加入するも短期間で活動休止、一時期のホームレス同然の生活、自身がリーダーを務めるバンドD.T.Rはスタッフの横領により解散。
そして、TSPとしての活動を進める道半ばにして、2011年に45歳で他界してしまいました。

しかし、私にとって彼は永遠のベースヒーローです。
若いベーシストにとって、彼の存在を知る機会はもはや少ないでしょうが、彼のオリジナリティ溢れるベースプレイが多くの人の耳に届くことを今でも願っています。

上記以外でおすすめしたい作品もご紹介しておきます。
まずは、XのTAIJI脱退前最後のライブ。

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そして絶版ですが、hideとの未発表セッション音源を含む自叙伝。

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そしてTAIJIが最期に残した音。

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