TuxGuitarで作ったデータをスマホで聴く方法

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タブ譜が手軽に作製できるTuxGuitarというフリーソフトがあります。
基本的にはパソコンでの作業に適したものではあるのですが、作った曲をスマートフォンでも再生できることを最近知りました。
ネット上にこの情報があまり見当たらなかったので、ちょっと書き残しておきます。

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TuxGuitarについて

TuxGuitarは、ギター、ベース、ドラム、キーボードといった各パートを打ち込んで譜面を作ることができ、音声として再生することも可能なソフトです。
音質はいまいちですが、シンプルで分かりやすいうえ、ギターもベースも7弦まで対応しており、無料ということもあってユーザーも多いです。
こちらからダウンロードできます。

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スタジオでTuxGuitarの音を聴きたい

私が所属しているバンドでは、曲をメンバー間で共有するためのデモをこのTuxGuitarで作成しています。
しかし、TuxGuitarで作ったファイル(拡張子は「.tg」)は、そのままだとスマホ上で再生できません。
そのため、作ったデモをスタジオ等の出先で聴くときは、曲を再生しているパソコンの画面をスマホで動画撮影したのを再生するという非常にイケてない手段を使っていました。

こんな方法ではなくて絶対もっとスマートかつ高音質にできるよなと思い、まずはオーディオ形式で保存することを考えました。
TuxGuitarで作ったデータは、オーディオ含む様々なファイル形式でエクスポートできます。
「ファイル」→「エクスポート」→「エクスポート Audio File」を選べば、wav等の音声ファイル形式で保存することが可能です。

こうして音声ファイルとして保存したデータであれば、DropboxやGoogle Driveといったオンラインストレージを経由する、あるいはメールに添付する等の方法でスマホに送ることで、聴きやすい音質でスマホから再生することができます。
ただ、これだとファイルがかなり重くなるのが欠点でした。
tg形式のファイルは重くても数10KB程度なのに、これをTuxGuitar上でwavに変換すると10MBとか余裕で超えちゃうので、できればtg形式のまま聴けるのが望ましいと感じました。

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Androidアプリでの再生方法

で、実はTuxGuitar、Androidに関しては公式アプリが存在します。
(※こちらは無料版ですが、広告が表示されない有料版もあります)

譜面を作成するにはスマホの画面だと正直かなり使い勝手が悪く、以前ダウンロードしたものの全く使っていなかったのですが、「パソコンで作ったデータをこのアプリで再生できるのでは?」と考えました。
これを実際にやってみたわけです。
PCで作ったデータを、変換せずtg形式そのままでストレージ経由でスマホ本体にダウンロードし、そのtgファイルをTuxGuitarアプリから開けばいいわけです。

アプリの初期画面がこちら。
まずは左上のメニューを開きます。

次に、「FILE」タブ内の「OPEN」をタップします。

すると、スマホ端末内のフォルダが表示されます。
フォルダ構成はメーカーによって違うと思いますが、この中からダウンロードフォルダを探します。
(※ややこしくなるのでアプリやメーカー固有のフォルダは隠してあります)

ダウンロードフォルダを開くと、ダウンロードしたファイルが並んでいるので、tgファイルを探しましょう。
(こういうときに必要なデータを探すのが大変ですし、容量を圧迫するので、不要なデータはこまめに削除しましょう)

今回はこのtgファイルの中から「ボツでしょこれは(仮題)」を開きます。
ファイルを選択すると、パソコンで作った譜面がこのように表示されます。

この画面で右上の再生ボタンを押すと、無事スマホでtgファイルを再生することができました。
ただ、仕様なのか私のスマホのマシンパワー不足によるものなのか、私の端末だと10秒近いレイテンシーが発生し、再生ボタンを押してもなかなか再生が始まりませんし、停止を押してもなかなか止まりません。
また、やはりスマホの小さな画面ではちょっとした修正でもなかなか面倒です。

とはいえ、これで以前よりは遥かに簡単に、スタジオ等でデモ曲を確認することができるようになりました。
現状iPhoneのアプリは無く、iPhoneユーザーのメンバーはこの方法が使えないのが残念なところです。
iOS用のアプリもリリースされればいいな、と思うのですが。

【追記】
iPhoneでtgデータを再生する方法について情報提供いただきました。
有料アプリですがTabToolkitで読み込み可能とのことです(※当方では未検証ですので自己責任でお願いします)。
他にも何か方法をご存知の方がいらっしゃいましたら教えていただけると嬉しいです。

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