【レビュー】ROGER MAYER / VOODOO-BASS

亀田誠治の愛用で知られるディストーションです。
何度かモデルチェンジしつつ発売され続けている歪みエフェクター、VOODOO-BASSです。
読み方は「ヴードゥー・ベース」です。

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元々そこまで人気はなかった

私の記憶では、昔はROGER MAYER製品といえばOCTAVIAやVOODOO-VIBEが有名で、それらと比べるとVOODOO-BASSはマイナーな機種でした。
亀田誠治の知名度の上昇に伴い、日本国内における人気が急激に上がった印象です。
実際、海外メーカーの製品でありながら、YouTubeで検索すると日本の動画のほうが上位に上がってきます。

で、亀田誠治は多くの音源でVOODOO-BASSを使用している(というか歪みエフェクターはこれしか使わない)そうで、東京事変の楽曲などでその特徴的なサウンドを聴くことができます。

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コントロールの特徴

コントロールは、DRIVE、FATNESS、OUTPUTの3つ。
私が持っていたのは中古で買った旧型のものでしたが、現行モデルではGAIN、TONE、OUTPUTという分かりやすい表記になっています。

DRIVEは歪みの深さ、OUTPUTは音量の調整です。
FATNESSは、いわゆるパッシブトーンのように「上げると明るい音、下げると丸い音」という効き方ではなく、時計回りに回すほど高音域が削られ、音が太く丸くなるような挙動でした(※現行品は違うようです)

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実はベース用ではない

で、このエフェクターは、ギター用ディストーションであるVOODOO-1の低音域を強化したものです。
日本国内ではベース用エフェクターとして紹介されることも多いですが、本来はギター用の歪みエフェクターだったはずです。
本国のサイトでも、「ギターのシングルコイルをP-90のような丸みのあるブルージーな音にし、フェンダーギターからギブソンのような音を出せる。ベースに使ってもいい感じになるよ」という書き方になっています。

そのためか、一般的なギター用オーバードライブほどではないものの、ONにするとやや低音が軽くなります。
その代わり、ミドルの押し出し感が強い音なので、ベース単体としての低音はやや物足りない感じがするものの、バンド内での音抜けは悪くありません。

音色の特徴

歪みの音色としては癖が強い、ファズ的な雰囲気もあるディストーションです。
DRIVEは少し上げるだけでかなり歪むので、アクティブの楽器を繋ぐと微調整が難しいかもしれません。
亀田誠治も、YAMAHAからシグネチャーモデルのベースが発売された際のインタビューで「普通のピックアップより出力が弱いものを採用している。出力の高いピックアップだと、VOODOO-BASSに繋いだときにゲインゼロでも歪んでしまう」という趣旨の発言をしていました。

がっつり歪ませてブリブリの音で弾くのももちろんいいですが、DRIVEを抑え気味にすると、ハイファイなベースの音をオケ馴染みのよい音色に変えるような使い方もできます。
亀田サウンドを目指す「この音が欲しい」という人に限らず、ベーシスト的には試す価値のあるエフェクターです。

なお、旧型モデルや現行のVOODOO-BASS CLASSICのほか、MXRサイズに近い大きさのTCシリーズ等、多くのバリエーションが存在しますが、製造時期によって結構音が違うようです。
とはいえ中古品は比較的安価なので、安く売っているのを見つけたら試しに買ってみるのもいいかもしれません。

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