コスパが高いのに知名度が低いベース用ギグバッグ、ARIA ABC-700EB

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私はこれまで、MONOやNAZCA等、それなりに値段の高いエレキベース用ケースを色々と使ってきました。
高いものは当然作りもしっかりしていますし、楽器を運搬するうえで安心感があります。
しかし、私が現在所有しているケースは1万円以下で十分すぎるほど使えるのに知名度が低くて不憫なので、今回はそのケースを紹介しようと思います。

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「おすすめの楽器ケース」みたいな記事には取り上げられない悲哀

今回こんなことを書こうと思ったきっかけが、デジマートマガジンの特集記事「2021年版! 安心して運べるギター・ギグバッグ15選」です。

2021年版! 安心して運べるギター・ギグバッグ15選|特集【デジマート・マガジン】
スタジオやライブで楽器を持ち運ぶとき必要なのがギターケース。ここではお気入りのギターをしっかりと守ってくれて、使い勝手のよいギグバッグを厳選してみた。実際にストラトやレスポールを入れてみて背負い心地などチェックしているので、ぜひ購入の際の参考にしてみてほしい!

あまり知らなかった最近の商品も紹介されており、参考になりました。
この手の比較レビュー記事は、個人ブログから大手楽器店の商品紹介まで、調べれば様々なものが出てきます。

で、私が使っているケースがその手のウェブ記事に登場しないのは既に生産が終了しているからなのですが、以前からそういう方向で話題になる機会に恵まれず、ひっそり生産が終了してしまった感じです。
じゃあわざわざ紹介するなよ、と言われそうなのですが、不人気色はまだ流通しています。
このケース、同価格帯の中ではかなりクオリティが高いです。
ケースが黒以外の色でもいい人には強くおすすめしたいのです。

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ARIAの「ABC-700EB」

こちらがARIA製のギグバッグ、ABC-700EBです。

「ケース赤っ!」とよく言われるのですが、実際派手な色のケースっていいですよ。
楽器のケースなんかみんな黒使ってて区別が付きにくいじゃないですか。その中で自分のケースがすぐに判別できます。
万が一盗難で持ち去られても派手な色なら気付きやすいですし、なんならそのターゲットにもなりにくいのではないかと思います。

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ケース選びで重視するポイント

このARIAのケースを選んだのにはもちろん値段以外にも理由があります。
以下、私がベース用のケースに求める要素を列挙します。

・楽器を入れずに自立する

分かりやすいよう「自立」と書きましたが、要はある程度の硬さがあることです。
安いケースって、ある程度のクッションが入っていたとしてもフニャフニャと柔らかくて、ケース単体で壁に立てかけると折れ曲がって倒れてしまうんですよね。
これだと、毎回ケースに楽器をしまうのが億劫になるのです。
「ケース単体でも壁に立てかければバシッと立ってくれる」というのは、個人的にかなり重視している点です。

・底面にゴム足がある

別に大した差異はないかもしれないのですが、ケースの布地部分が直接地面に触れるのはなんとなく抵抗があります。
ABC-700は、小さいものではありますが底の中央部分にゴム足がついています。

・ショルダーベルト部分に厚みがある

運搬中の疲れ具合に大きく影響するのが肩ベルトです。
この部分に一定程度の厚みと幅がないと、特に重量のあるエレキベースの場合は肩にかなり食い込んできます。
背中に当たる部分がメッシュになっているのもポイント高いです。

なお、肩に当たるパッドがちゃんとついていても、パッドとストラップ部分が別パーツになっている(パッドが独立して動く)ような物は、歩いているうちにパッドがずれてくることが多いので避けるようにしています。

・内張りのヘッドやブリッジが当たる箇所が頑丈

ケースを開いた内側の、ヘッドやブリッジが接する箇所の布地がツルツルした薄いナイロン地だと、弦がこすれてすぐにボロボロになってしまいます。
「中古の楽器についてきたケースの内側が破れて穴が開いていた」という経験をしたことがある人も多いでしょう。
(※特にギターの場合、プレーン弦が刺さってすぐに穴が開く)
この部分が合皮や頑丈な生地で切り替えられているケースは信頼性が高いです。

・ネックピローがついている

ケース内でネックを固定するネックピロー(ネックサポート)の有無は、個人的にそこまで重視していないのですが、ケースの中で楽器がガタガタ動かずに済むのはやはり安心感があります。

ネックピロー自体の位置を楽器に合わせて動かせるかどうかもポイントです。

・収納が多い

やはりここです。
高いケースでも変にスタイリッシュに薄く作ってあるせいで荷物が入らないやつとかありますが、そういうのはダメです。

こちらはヘッド側のポケット。
スマホ用としてある内ポケットはうーん…横幅8cmぐらいだから最近のスマホにカバー付けたら入らないんですよね…
私はここに六角レンチを入れています。
右の細長い内ポケットにはペンやドライバーを入れておくと便利です。

下側のポケットはかなりマチがとってあるので大容量です。
ファスナーがガバっと下まで開くのもかなり重要な点です。
シールドを留めるバンドもついています。これはMONOなんかもそうですが、一度使うと非常に便利です。
タブレット用の内ポケットも横幅19cmと微妙なところなのですが、私はこまごました無くしそうなものをここに入れています。

個人的にそこまで重視していない点ですが、止水ファスナー採用で防水性も高いです。

ケースにいくらかけるか

安物であろうと大事な楽器であれば、しっかりしたケースに入れて運びたいのは当然のことです。
極端な例ですが「楽器本体よりもケースの方が高い」という人と会ったこともあります。

とはいえ、多くの場合、やはり楽器の価格とケースの価格はある程度対応してくると思います。
高い楽器ならケースにもお金をかけるとしても、安い楽器であれば「ケースにそこまでお金をかけるのは…」と考える人の方がおそらく多数派でしょう。

ケースを新規に購入するのは「新品で買った楽器の付属ケースが思ったよりペラペラだったからしっかりしたケースが欲しい」とか、「中古で買った楽器のケースがボロボロだから新調したい」というような場合が多いはずです。
となれば、やはり「予算は抑えつつ、元のケースよりワンランク上のケースにしたい」という方向に落ち着くのではないでしょうか。

このような場合に、1万円以内で選択肢になるケースは多くありません。
というところで、今回紹介したABC-700は価格と機能のバランスが非常に良いものだと思います。
先に書いた通り、「ケースが黒じゃなくていいのであれば」という条件付きにはなりますが、安くて使えるギグバッグを探している人は無くなる前に買っておくことをおすすめします。

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