【レビュー】JOYO / JF-317 Space Verb

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中国のエフェクターメーカー、JOYOのミニサイズリバーブです。
先に結論から書きます、「中華安エフェクターにしては」とかいう前置き抜きにかなり良いです。

「最近は安いエフェクターでも良い物が多い」と言われるようになって何年も経ちますが、空間系エフェクター、特にデジタルリバーブに関しては、安物エフェクターの印象は正直いまいちでした。
楽器店で見かけた安いリバーブを試してみても、かなりの確率で音が引っ込む、そして残響の嘘臭さが耳につくというのがあり、安物買いの銭失い感が拭えなかったのです。

しかし、このSpace Verbは値段を考えると相当頑張っています。
残響音にのっぺりした作り物感がなく、各モードのキャラクターも絶妙に作り込まれていると感じました。
同じシリーズの他のエフェクターとの組み合わせですが、ベースで弾いている動画がありました。

コントロールはDECAY、TONE、MIXという3つのノブと、4種類のリバーブを切り替えるセレクターです。
DECAYで残響の長さを、TONEで残響音の明るさを、MIXで「原音にどれだけリバーブの残響を加えるか」を調整します。
海外サイト等を見ても、原音をAD/DA変換しないいわゆる「アナログドライスルー」であるのかどうかは明確には分からなかったのですが、「ドライシグナルを損なうことなく残響を付加する」という説明の通り、安いリバーブにありがちな原音の引っ込み感がないのが最大のメリットだと思います。

リバーブの種類はROOM、HALL、CHURCH、PLATEの4つ。
比較的ディケイが短く自然な残響のルームリバーブ、濃密な残響のホールリバーブ、長いディケイで荘厳な雰囲気ながら余計な低音がなく扱いやすい音像のチャーチリバーブ、そして硬めで明るいプレートリバーブと、それぞれに特徴があり、他のコントロールとの組み合わせによって好みの音にたどり着きやすいと感じました。

なお、エフェクトをOFFにしても残響がバサッと途切れずに残るタイプです。
また、原音を鳴らさないキルドライにはできません。

で、一つ不満だったのがこのカバー。
暗ければ判るのだろうとは思うものの、蓋を閉めてしまうと、周囲の明るさによってはON/OFFの判別がしにくいのです。
(写真1枚目エフェクトOFF、2枚目エフェクトON)
ノブが軽くてすぐに動いてしまうというわけでもないので、個人的にこのカバーは無くてもいいかな、と。

ただ、このカバーが意外としっかりはまっており、外すのがなかなか難しいです。
特に外しやすい方向とかは無く、無理矢理外すしかありません。
自分は無事取り外せましたが、外す場合はカバーをバキッと割ってしまう覚悟が必要かと思います。
※この赤いでっぱり部分は指で押すと内部に引っ込む機構になっており、再度取り付けるのは簡単にできます。

このJOYOのミニサイズエフェクターは「IRONMAN」というシリーズ名でラインナップされており、横幅43mm、縦73mmというミニサイズの筐体に加え、DCジャックの位置等も含め、かなりの省スペースと言えると思います。
ジャストサイズのマジックテープとゴム足が付属しているのも嬉しいポイントです。

エフェクターの良し悪しには個人の好みが大きく影響するので、「コストパフォーマンスが高い」みたいな評価は軽々しく言わないようにしているのですが、これは本当にコスパ高いです。
結構前に発売されてたんですが、いやこれはもっと早く知りたかった。
「特にこだわりは無いけどリバーブが1台欲しい」という人には十分おすすめできるレベルのものだと思います。

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