【ベース弦】7弦ベースの弦をKen Smithに交換

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少し前まで、「他に選択肢がない」という理由であまり弦のメーカーを選べない状態でした。
しかし、弦のゲージとチューニングを変更したことに伴い、最近はKen Smithの弦を使っています。
以前にこのブログで弦について書いてからしばらく弦のことを書いていなかったので、記録として残しておきます。

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ケンスミスへの乗り換え

私は以前、ダダリオのバラ弦とエリクサーを組み合わせて、低いほうから順番にE0、A0、D1、G1、C2、F2、A#2というチューニング(最低音はいわば「ローE」、レギュラーチューニング4弦ベースのE1のオクターブ下)にしていました。

【ベース弦】7弦ベースをElixirとD’Addarioの組み合わせで三音半下げに
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しかしその後、A0~D#3という、一般的な7弦ベースを一音下げにしたチューニングに試験的に変更しました。
この時に使ったのが、サウンドハウスで購入したKen Smithの7弦ベース用セット弦です。
ゲージは細いほうから順に.020P .028 .044 .063 .080T .102T .130Tとなっています。
Pというのはギターの高音弦と同じ、巻線のないプレーン弦で、Tというのがテーパード弦です。

ボールエンドから矢印のところまで弦がテーパーして(細くなって)います。
ブリッジのサドルにもこの細い部分が乗るわけです。

この仕様には人によって好き嫌いがあって、個人的には「開放弦の鳴り方が綺麗になり、音が明るく音程がとりやすくなる」というのがメリットだと感じます。
逆にデメリットとしては、「開放弦やローポジションと、ハイポジションの音色に大きな差が出る」と感じています。
とすると、この「低音弦だけがテーパードになっている」というのは理にかなっていると言えそうです。

ちなみにIbanezのBTBは35インチスケールですが、Ken Smith弦におけるレギュラー仕様である「34/35インチ共用」の長さで問題なく張れます。

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再びローEチューニングへ

で、このKen Smithのステンレス弦はアタック感と低音の量感のバランスが良く、ステンレス特有のザラつきが控えめで、寿命も比較的長いのでなかなか気に入ったのですが、しばらく使ってみて「別に何もテクニカルなことをやらない自分にはやっぱり高音弦は不要だな」という結論に達したので、以前やっていた3音半下げ的なチューニング(E0スタートのチューニング)に戻すことにしたわけです。
ローEチューニング用に購入したKen Smith弦は、ミディアムライトゲージの6弦セット(.028 .044 .063 .080T .102T .125T)に、.145のバラ弦という組み合わせ(写真上側2つ。下は7弦用セットのパッケージ)です。

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細い弦ならではの良さ

ベースのスケールが35インチとはいえ、今回のゲージはダウンチューニングするにはやはり全体的に細めと言えるかもしれません。
感覚としては、34インチのベースにスーパーライトゲージの弦(.040、.060、.075、.095みたいな感じのセット)を張ったときに近いです。
ただ、最低音弦に関してはダダリオの極太弦を張っていた時のような「ボフーン」という音ではなく、ある程度明瞭な音が出ますので、自分の好みとしてはこちらのほうが正解に近いと感じています。

ベーシストには「低音楽器として太い低音を出すために太い弦を張る!」という考えの方も多いと思います。
しかし、細い弦には細い弦特有の明瞭感やエッジといった、太い弦では得られない魅力があります。
「こんな細い弦?」と思うぐらいの弦を一度張ってみると、好みとは違うとしてもいろいろ発見があったりするので、是非一度いつもより細い弦も試してみていただければと思います。

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