【SR306改造記①】足と胸に当たる部分に滑り止めを貼って安定性向上

IbanezのSoundGear(SR)シリーズと言えば、Ibanezのベースにおける看板モデルであり、エレキベースの定番機種のひとつと言えるでしょう。
私自身、初めて購入したエレキベースがSRだったので、SRには思い入れがあります。
しかし、正直弾きにくいと感じるポイントがあるのも事実です。
今回は、そのボディシェイプに起因する座奏時の弾きにくさを解消するため、滑り止めを2箇所に貼り付けました。

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座って弾くときに楽器がずれないための滑り止め

私は過去に出入りしていた楽器店で教えてもらって以来、ギターやベースに滑り止めを貼り付けるようにしています。
楽器のボディの高音弦側のくびれ部分、太ももの上に乗る位置に滑り止めを貼ることで、ちょうどバランスのとれるポジションで楽器を構えることができ、結果的に楽に演奏できるようになるというものです。

【これについては以前に詳しく書きました↓】

座って弾くとき用にエレキギター・ベースに貼る滑り止めの話
十年ほど前に出入りしていた楽器店で教えてもらって以降、私はギターやベースの太ももに乗せる部分に滑り止めを貼っています。 これは裏技というか、あまり公言はしてこなかったのですが、最近同じことをしている人を見るようになりました。 そこで、色...
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(※このようなグリップテープは裏面がシールになっているわけではないので、貼り付ける場合は別途両面テープが必要です。私はちょうど同じ25mm幅の両面テープを使って貼っています。なお、粘着テープ類は耐久性や粘着力が重要なので、100均ではなくメーカー品を使いましょう。)

今回はSRの特徴を踏まえ、貼り方や貼る位置についても検討を重ねたので、その記録を残しておくことにします。

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「取り回しの良いコンパクトボディ」という罠

最近は減ってきたように感じますが、1990年代ごろにはこの「Fender等の伝統的なエレキベースと比べて小ぶりなボディの楽器」がかなり多かったように思います。

この手のベースには「小さくて取り回しが良い」というようなキャッチコピーが定番ですが、これまで色々なエレキベースを弾いてきた感覚から、私は「むしろある程度の大きさがある方が楽器は構えやすい」と考えるようになりました。
ボディがコンパクトなベースは、どうも座って弾くときの安定性が悪いのです。

もちろん、ボディが大きいベースは重量も重くなり、体への負担が大きいといえます。
しかし、ベースのボディが小さいとそのぶんヘッド側の重量が相対的に重くなり、ヘッド落ちの原因となるため、演奏上の悪影響としてはこちらも問題です。
体格による感じ方の差も当然あるとはいえ、かつて流行った小さいボディのベースは多くの場合「ちょっと小さすぎる」のではないかと思うわけです。

そして、このようなベースに多く見られる最大のマイナスポイントが、丸みを帯びたボディ外周の造形です。
ボディシェイプの話ではなく、ボディの角が立ってないんですよね。Rがきついというか。
これが太ももに乗せたときの安定性の悪さの一因でしょう。
そのうえIbanezのこのタイプの塗装は表面がサラサラなので、やたらと滑って楽器が全く安定しないのです。

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安定性の出る貼り方

そこで例のごとく滑り止めを貼っていきますが、この丸みを帯びた造形が悩みどころになります。
楽器を実際に構えながら、バランスが取りやすいポイントを検討した結果、高音弦側ホーンの側面からやや斜め、ボディバックにかけてこのように貼ることにしました。
曲面に貼るのは難しいですが、多少の伸縮性があるのでまあまあうまくいきました。
ちなみに、滑り止めの角は丸く落としておくと剥がれにくくなります。

そして今回はさらに安定性を増すため、胸に接する部分にも滑り止めを貼ることにしました。
楽器って足だけに当たってるわけじゃないんですよね。ストラップピンのある低音弦側ホーンの裏側が右胸あたりに触れています。
先ほどと同様、こちらもベースのどのあたりが体に接しているかを検証し、最終的にこの位置に貼ることにしました。
(思いっきりヨネックスロゴの部分になってしまった)

滑り止めの効果

で、その結果がこれです。
頑張って自撮りをしようとしたのですが分かりにくい写真になってしまいました。すいません。
(しかも愛好家アピールのためにIbanezのTシャツを引っ張り出してきて着用したのにそれも上手く写らなかった)

ヘッド落ちしやすい6弦ベースを座って演奏する場合、(自分から見て)楽器をやや右側に寄せる必要がありますが、ツルツルと滑りやすい楽器でそれをやると、ボディが安定しません。
ストラップを使わずに写真のような構え方をすれば、普通は確実に楽器がずり落ちます。
しかし、滑り止めを貼ることにより、両手を放した状態でも楽器がピタッと止まるようになりました。

これで座奏時の演奏性の悪さはかなり改善しました。
かつ、立奏時の演奏性の変化には全く影響しません。
木製の楽器に滑り止めを貼ることに抵抗を感じる人は多いと思いますが、簡単な改造で大きな効果が得られるので、ぜひ一度試してみてください。

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