【レビュー】Studio Daydream / PEDAL AID 3 V3.5

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エフェクターボード構築の都合上、パワーサプライを変更しました。
ボードのスペースを有効活用できる、スティックタイプのパワーサプライです。

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エフェクターボードのスペースが足りない!

私は過去にいくつかのパワーサプライを使ってきましたが、その中でもノイズの少なさ、音質、コンパクトさ等のバランスが優れていると感じ、愛用してきたのがFREE THE TONEのPT-3Dでした。
100mA出力が6口、デジタルエフェクター用の500mA出力が2口と、合計8台までのエフェクターに電源供給できるうえに小型軽量で、小さめのエフェクターボードの電源としては必要十分な利便性を備えていました。

【レビュー】FREE THE TONE / PT-3D
ボードの小型化を進めていた時期に導入したパワーサプライがこれです。 FREE THE TONEのパワーサプライはこれ以前にも別のものを使用していたことがありました。 購入理由は「なんとなく信頼できそう、あと小さくて軽いし」程度だったんですが...

しかし、エフェクターボードの組み替えに伴い、ちょっとした問題が出てきました。
PT-3Dの2つの500mAアウトプットに、今までは「消費電流の大きいプリアンプ」と「18V昇圧器を噛まして昇圧するためには100mA以上必要なコンプ」をそれぞれ繋いでいたところ、さらにもう1台、消費電流の大きいデジタルのエフェクターを使いたいという状況になったのです。
こうなるとPT-3Dではまかなえません。

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ミニサイズパワーサプライ以上の省スペース性

電源タップをボード内に追加する、という案も考えましたが、ボードは既にかなりぎゅうぎゅう詰め状態。
そこで、今までよりもさらに省スペースなパワーサプライを使ってみようと考えました。
そんな経緯で今回選定したのが、Studio Daydreamのパワーサプライ、PEDAL AID 3 V3.5です。
(※まだ配線が完全には決まっていないので、写真は組み込み作業中の仮置きの状態です)

Studio Daydreamは岡山(余談ですが私の地元です)で個人で運営されているエフェクター工房のようで、その規模としては珍しく、プログラマブルスイッチャーなども製作されています。
Studio Daydreamオフィシャルサイト

棒状のパワーサプライといえば、イケベ楽器のオリジナルブランドであるNoah'sarkから、DC-STICKという製品がかつて販売されていました。
よく似た形状ですが、こちらのPEDAL AID 3は各出力が独立(※グランドは共通)していることを特徴としており、ボード内にアナログエフェクターとデジタルエフェクターが混在している場合でも高い耐ノイズ性を誇るとのことです。
実のところ、手持ちのエフェクターを全て試してみると、他の独立パワーサプライと比較して電源由来らしきノイズが気になるものが1台だけあったのですが、安物のパワーサプライとの比較であればノイズの面ではかなり優秀だと感じました。

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出力できる電流

各出力は最大250mAが6口となっており、今時の高機能マルチだともっと消費電流が大きいものもあるのでしょうが、私が使いたいエフェクターに関しては全て問題なく駆動することができています。
大量のエフェクターを使っている人にはアウトプットの数が足りないと思いますが、デジタルエフェクターを含む小さめのボードを組んでいる人にはぴったりでしょうし、LINK OUTからもう1台のPEDAL AIDを繋ぐことも可能です。
何より、このスペックとしてはかなり安いと言っていいと思います。

なお、前述のオフィシャル通販サイトのほか、イシバシ楽器やAmazon、メルカリでも新品が正規に販売されていますが、この記事を書いている時点で偶然オフィシャルサイト限定の「沼湯呑み」プレゼントキャンペーンというのをやっており、私も入手しました。

以前にもフットスイッチハットのプレゼント等されていたことがあるので、購入の際は最初にオフィシャルサイトをチェックいただくのがよいかと思います。
というか個人的な考えですが、個人製作の商品を買う場合、販売チャネルによっては製作者さんが売上から10%程度の手数料を引かれてしまうこともあるので、極力公式の通販サイトから購入することを心掛けています。
これはアーティストを含め、ものづくりに携わる方の生活を守るために重視すべきことだと思います。
個人工房製の製品を大手通販サイトで探すと手数料分が高くついたり、場合によっては転売業者が利益を上乗せして販売している場合さえありますので、まず公式の販売サイトの価格をチェックしてから他での販売価格を調べるのがおすすめです。

各通販サイトの価格はこちらからチェック↓

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