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【嘘一切なし厳選】自宅練習に本気でおすすめのベースアンプ

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タイトルを見てこのページをご覧いただいた方、ようこそいらっしゃい。

先にオチを書きますが、ここでは最終的にベース用の自宅練習アンプとしてギターアンプを激推しするので、他の似たようなウェブ記事とは内容がかなり異なります。
しかし、初心者を中心におかしなサイトに騙されている人がたくさんいる現状から、注意喚起を含む文章を残しておく必要があると考え、練習用アンプの選び方についての自分の考えを含めて書いておくことにしました。

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「〇〇 おすすめ」で検索して出てきた記事を疑え

まずは前置きの話から。

インターネットが発達した現在、アンプやエフェクターについて検索すれば「おすすめ10選!人気の〇〇まとめ」みたいな記事が山ほど出てきます。
そういうのを見て「なるほど、これが良いのか」と参考にする人が多いのも当然と言えます。

しかし、ググって検索結果の上の方に出てきたサイトが信頼できるとは限りません。
実際、「ベースアンプ おすすめ」で調べて出てきた記事からそのサイトのトップページに移動してみると、「おすすめの洗濯機15選」「ユニクロ新作のマストバイ」「WiMAXと光回線を徹底比較!」のような、楽器と全く関係のない記事が毎日大量に更新されていたりします。
このようなブログは外注で雇ったライターに記事を作らせており、文章を書いた筆者がどこの誰なのか全く分からないことも多いです。

このような記事の特徴の一つが、(このブログも昔持っていたエフェクターの記事なんかは写真が無いのであまり人のことは言えないのですが、)記事内の画像が通販サイトから引っ張ってきた商品画像や、内容とあまり関係ないフリー素材の画像ばかりという点です。
中には、何年も前に生産終了して入手困難なのを調べもせずに転売業者の吊り上げ価格で掲載している記事や、「楽器を一切演奏しない人がネットで調べた情報だけで書いたのでは?」としか思えない低レベルの記事さえあります。
こういった記事は実機比較など一切やらず、中身のランキングも適当なことが多いため、「ネットでおすすめされてたから買ってみたけど思ってたのと違う…」ということになりかねないのです。

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自宅用のアンプなんかライブでは使わない

上記のようなネット上の記事に限らず、たまに楽器屋の店員さんでも、ベースアンプについて「〇ワットという出力なので、自宅だけでなくちょっとしたライブでも使えますよ」というようなことを言ってきたりします。
使えるかバカ!

まあバカは言い過ぎにしても、これは明らかに誤解を招くと昔から思っていました。
というのも、自宅練習の環境は人それぞれであるうえ、「ライブ」という言葉が指すものが広すぎるのです。

それなりに大きい音でアンプを鳴らせる住宅環境の人は確かにいます。
そりゃあ家で爆音を出しても大丈夫なら、でかいアンプを買ってもいいでしょう。
しかし、特に防音がしっかりしているわけでもないアパート/マンションに住んでいる場合など、アンプから音を出す場合は近所迷惑にならない小音量で、音が聴き取りやすいように適当な台や椅子などの上に置いてなるべく自分の近くで鳴らすというケースも多いはずです。

そして一番の問題が、楽器用アンプは大は小を兼ねないということです。
出力が大きいアンプだと、ボリュームをゼロからちょっと上げただけでバカでかい音が出てしまい、小音量での音量調整ができないのです。
自宅練習用のベースアンプの出力の目安として「10W~30W」とよく言われますが、自宅で一人で練習する用途としては10Wでもでかすぎるというのが個人的な感覚です。
また、30Wにもなればアンプは大きく重く、ちょっと持ち上げるのにも一苦労です。

にもかかわらず、10W~30W程度のベースアンプは、ボリュームを全開にしてもロック系のライブで使えるレベルではありません。
ドラムの音に完全にかき消され、全く聞こえなくなります。
「ちょっとしたライブ」って、打楽器なしのアコースティック編成とかのことなんですよね。

「アンプはちょっと大きいぐらいの方がいいですよ!」と言われても、「楽器店で試奏するような音量を家で出せるか?」という点は冷静に考える必要があります。
楽器屋では常に色々な音が鳴っているために見落としがちですが、実は楽器店での試奏レベルの音量など一般的な集合住宅では絶対出せないことに気を付けなければいけません。

え?どうせヘッドホン繋ぐから別にいいって?
だったらなおさらそんなデカいアンプいらんやんけ!

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求める小型ベースアンプが存在しない

ここまでの内容をまとめると、「ライブでは使わないことを前提に、自宅練習用なら5Wぐらいの小さいベースアンプでいい」ということになります。
ただ、ほとんど無いんですよね。そういうスペックのベースアンプ。
私が過去に所有していた中から挙げるならこの2つです。

・BLACKSTAR / FLY 3 Bass

私が使ったことのある中で最も小型のベースアンプが、BLACKSTARのFLY 3 Bassです。

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これは本当に机の上にちょこんと置ける大きさで、手軽さという面では確かにおすすめできるものです。
しかし、音質としてはまさに最低限であり、エフェクターの音作りとか、ピッキングのタッチの練習には正直向きません。

・Roland / MICRO CUBE BASS RX

もっとしっかりした造りの製品だと、RolandのMICRO CUBE BASS RXがあります。

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これなら練習用ベースアンプとして、機能面・音質面とも十分なレベルです。
ただ、家では低音が出せないからこそ低域の量感からくるベースらしい音像にはこだわりたいのですが、小口径スピーカーはどうしてもその点に不満が残ります。
また、古い機種の割に中古市場でもまだ人気があり、意外と値段が高いのも難点です。

VOXのギターアンプが一番良かった

というわけで、ここまでの話をふまえて私が愛用しているのが、VOXの小型ギターアンプであるMINI5 Rhythmです。

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【レビュー】VOX / MINI5 Rhythm(ギター・ベース兼用自宅練習アンプとして)
私は家でベースを弾くときに、ギターと兼用でこのアンプを使っています。 出力を0.1W/1.5w/5Wで切替可能、重量3.5kgのコンボアンプです。 結論から書きますが、防音環境がない人には安い練習用ベースアンプより100%これの方がおすすめ...

最大のポイントは、出力を0.1Wと1.5wと5Wの3種類から切替できるということ。
これにより、小音量の領域でも細かな音量コントロールが可能となります。
クリアな音質のLINEモードで、イコライザーでローカット気味の音作りをすれば、音が割れたり歪んだりすることなく綺麗にベースを鳴らしてくれます。
※アクティブで出力の大きいベースを繋ぐ場合など、ベース本体のEQは基本ブーストしない方がいいかもしれません。

新品で買うならMINI GO 10

で、私が激推ししてきたこのMINI5は生産が完了してしまったのですが、新製品としてMINI GOシリーズが発表されました。

3W、10W、50Wの3モデルがありますが、そのうちの10Wモデルである「MINI GO 10」がMINI5同様の6.5インチスピーカーと出力切り替え機能を採用しています。
内蔵エフェクトが変わり、ルーパー機能が追加された等の変更はありますが、実質の後継モデルと言えるでしょう。

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【後日追記】実際に購入しましたので、よろしければこちらもご覧ください。↓

【レビュー】VOX / VMG-10 MINI GO 10(ギター・ベース兼用)
以前愛用品として紹介したギターアンプ、VOXのMINI5 Rhythmは生産が終了してしまいましたが、その後VOXは新製品として「MINI GO」シリーズを発売しました。 3種類あるうちの10WモデルであるVMG-10 MINI GO 10...

この記事を書くにあたってネット上の「おすすめベースアンプ」的な記事を一通り読みましたが、日本の住宅事情がちゃんと考慮されているものは意外とありませんでした。
しかし、自宅練習用のアンプで重要なのは、「近所迷惑にならない音量レベル内で細かい音量調整ができること」だと思っています。
小型ベースアンプの情報は普段から気にするようにしていますが、今のところこれ以上のものは見つけられていません。
気になる方は(店員さんは「ギターアンプですよ?」と言うでしょうが)是非試してみてください。

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