【レビュー】BOSS / LS-2 Line Selector

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エフェクターをまとめてかけたいときに使っているラインセレクターです。
Twitterではちょくちょくユーザーを見かけますが、どうもリアルで使っている人をあまり見ないような…

このLS-2、BOSS製品ということもあって楽器を始めた当初からその存在を知ってはいましたが、初心者だった中学生当時、これが何をするためのものなのか、周りの友人に聞いても誰も分からなかったのを覚えています。
最近の若いプレイヤーはスイッチャーにも馴染みがあるでしょうし、「用途がさっぱり分からない」なんてことは無いのかもしれませんね。
ともかく、この記事を書いている時点では私はこれを「コーラスとディレイを同時にONにし、同時に音量を若干ブーストする」という用途で使っています。

ベース用エフェクターボード 2020春
ここ最近はちゃんと配線したベース用エフェクターボードを使っていなかったんですが、今回かなり久々に真面目にボードを組みました。 一時期と比べるとシンプルな方ですが、音色・操作感とも割りと不満のないものができたので、このブログで紹介しておこう...

ひとまずコントロールとしては、6モードの切替えセレクターと、ループA・ループBそれぞれのLEVEL(音量)です。
ONにした状態のエフェクターをループAあるいはループB(※用途によってはその両方)に繋いでおくことで、LS-2を踏むだけでその信号ラインを切り替えることができます。
LEVELが音量のブースト・カット両方に効くというのも大きなポイントです。

各モードの使い方については今時ネット上にいくらでも情報があるので、今回は「自分だったらどう使うか」を想定して書いてみます。

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A⇔Bモード

・接続例:ループAにオーバードライブ、ループBにコーラスとリバーブ

ベースだとちょっとイメージしにくいので、これはまあ「アンプはクリーン、足元のエフェクターで歪みを作るギタリスト」を想像してください。
ほぼ常時オーバードライブをかけっぱなしのロック系のバンドで、時々アクセント的に「コーラスとリバーブをかけた歪んでいない音」を使う、というパターンです。
メインで使う歪みサウンド(ループA)から、一踏みでコーラス+リバーブ(ループB)に切り替えることができ、LS-2をもう1回踏めば再度メインの歪み音(ループA)に戻せます。

BOSSのオフィシャル動画でもこのA⇔Bモードが紹介されています。
このように、複数のエフェクターで作った、全くタイプの異なる2種類の音をワンタッチで切り替えることが可能なわけです。
(この機能を見るうえで左下のディレイは余計では…)

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A⇔BYPASSモード/B⇔BYPASSモード

・接続例:ループA(※Bでも基本的には同じ)にコーラスとディレイ

2台以上のエフェクターを同時に踏んでONにするのは大変ですが、エフェクターをLS-2のループに接続しておけば、一踏みで3台でも4台でも、複数のエフェクターをまとめてONにするのと同じことができますし、LEVELで音量調節が可能なので、ONにすると音が引っ込んでしまう(あるいは逆に音が大きくなりすぎる)エフェクターと組み合わせるのにも非常に便利です。
もう1度LS-2を踏めば、エフェクターを通さないバイパスの状態に戻ります。

A→B→BYPASS→モード

・接続例:3本のベースをINPUT・RETURN A・RETURN Bにそれぞれ繋ぎ、OUTPUTからアンプへ

踏むごとにバイパス→ループA→ループB→バイパス→…と順番に切り替わるモードです。
これは個人的にあんまり使い道が思いつかないんですが、オフィシャルのサンプルセッティングで紹介されているのが3つの楽器を持ち替えるためのインプットセレクターにするという使い方です。
INPUTに繋いだ楽器に関しては音量調節ができませんが、RETURN AとRETURN Bに繋いだ楽器にはLEVELコントロールが効くので、(アマチュアベーシストではあまりやらないと思いますが)ライブ中に複数のベースを持ち替えるような場合でも楽器ごとの音量を揃えることができますし、いちいちアンプからシールドを抜くことなく、LS-2を踏むだけで楽器からの信号を切り替えることが可能です。

A+B MIX→BYPASS→モード

・接続例:ループAにディストーション、ループBには何も繋がない

ベースで使う上で、多くの人にとって有用なのがこの繋ぎ方でしょう。
この接続をすると、(わざわざSEND BとRETURN Bをパッチケーブルで繋がなくても)いわゆる「ブレンダー」とか「ドライミックス」と呼ばれるような、エフェクト音にドライ音を混ぜる手法が可能になります。
LEVEL Bでエフェクトのかかっていないドライ音の音量調整も可能です。

・接続例:ループAにディストーション、ループBにディレイ

一般的な直列接続ではなく、エフェクターを並列接続できるモードです。
例のような接続であれば、歪んだ音が鳴ったあとにクリーンな音の残響がついてくるというような、エフェクターを直接つなぐのでは不可能な音作りが可能になります。

OUTPUT SELECT

・接続例:3台のアンプをOUTPUT・SEND A・SEND Bかられぞれ繋ぐ

これまたアマチュアミュージシャン、しかもベーシスト的には全くイメージしにくい使い方ですが、3台のアンプへの接続を足元で切り替えるような用途で使います。
なお、LS-2のLEVELコントロールはRETURNから入ってきた音声信号に効くようで、このモードだと各出力の音量は調節できません。

DC OUT機能

パワーサプライのアウトプットが足りないときなど、LS-2からお裾分けのような形で他のエフェクターに電源を分配することができます。
パワーサプライの出力が1つだけ足りないケースなど、何気に重宝します。

という感じで、BOSSコンサイズの中にこれでもか!というほどの接続切替え機能を詰め込んだ一台です。
実際いらない人にとっては全くいらない代物に思えるでしょうが、一つ持っていると「あ、こういうことできるんだ」という発見があるのではないかと思います。
なお、私が持っているのが近年製造(箱が黒色、5年保証になってから)のものだからかもしれませんが、よく聞く「音質劣化が酷い」という点に関しては「特にそんなふうには感じなかった」という点を書き添えておきます。

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