「ボードに入れるエフェクターの数を減らしつつ、使える音色は増やしたい」という矛盾を解消すべく、マルチエフェクターを導入しました。
それに伴い、エフェクターボードを組み直しました。
肝心のマルチがぜんぜん今時っぽいやつじゃないのが個人的なポイントです。
- 前回からの変更点
- MUSIC WORKS / Effector Bag’N Board
- Studio Daydream / PEDAL AID 3 V3.5
- Otodel / DC Doubler DCU8
- EBS / MultiComp Blue Label
- BOSS / LS-2 Line Selector
- Electro Harmonix / EPITOME
- MBT Custom Preamp / Buffer & Boost
- NeotenicSound / DynaForce
- Sonic Research / Turbo Tuner ST-300 mini
- ToneGeek & George L's / ソルダーレスケーブル
前回からの変更点
前回のボードがこちら。

この状態から、音色を変える目的のエフェクターをマルチに置き換え、パワーサプライをスティックタイプのものに変更、ついでにソルダーレスケーブルの配線をGeorge L'sの赤に変えてみました。
接続順としては、コンプ→ラインセレクター(→マルチエフェクター)→ブースター→プリアンプ となっています。
MUSIC WORKS / Effector Bag’N Board
バッグンボードのMサイズに合わせて作った自作ボードを継続使用。

Studio Daydream / PEDAL AID 3 V3.5
前に使っていたパワーサプライ、FREE THE TONEのPT-3Dには何の不満もなかったのですが、エフェクターの構成が変わったことで消費電流の面で不足が発生してしまったため、以前から気になっていたStudio Daydreamの細長いパワーサプライに入れ替えました。

なお、各エフェクターに電源供給するためのDCケーブルには、相変わらずOtodelの製品を使用しています。
その剛健な作りゆえ、以前はパワーサプライからの配線に一工夫が必要だったのですが、DCジャックが天面にあるパワーサプライに変更したことで、結果的にその問題点も解消されました。
Otodel / DC Doubler DCU8
新しいパワーサプライにも18Vアウトが無いため、マルチコンプを18V駆動するためのこちらの昇圧器も続投です。

EBS / MultiComp Blue Label
一番先頭は相変わらず最新版マルチコンプ。
コンプは常時ONのため、間違って踏んでOFFにならないよう後列に置いています。

BOSS / LS-2 Line Selector
マルチエフェクターを導入すれば通常この手のループセレクターは不要になるのでしょうが、EPITOMEは単にエフェクターを3台並べているのと同じなので、まとめてエフェクトをON/OFFするためのLS-2も残留です。

※BOSSエフェクターの固定方法はこちら↓

Electro Harmonix / EPITOME
自分にとって必要不可欠であるコーラス・空間系と、さらにピッチシフターも加えて1台でまかなえるマルチです。
コーラスの音色が物凄く好みか、と言われると正直そうではないのですが、このシンプルさはやはり複雑なマルチが苦手な人間には魅力です。

MBT Custom Preamp / Buffer & Boost
こちらのブースターもプリアンプの手前に残留。
ただ、「マルチエフェクターはアナログのブースターと組み合わせると化ける」的な話をよく聞くので、試しにEPITOMEの前段に繋いでみたところ、確かに音がグッと前に出る感じになったので、これは接続順を変更するかもしれません。

NeotenicSound / DynaForce
一番最後はこのプリアンプ。
ベースアンプのリターンに繋いで直接パワーアンプを駆動する使い方もできる、というのもポイントですが、やはりこのイコライザーが非常に優秀です。

Sonic Research / Turbo Tuner ST-300 mini
チューナーはもうずっとこれです。
プリアンプのチューナーアウトから接続しています。

ToneGeek & George L's / ソルダーレスケーブル
パッチケーブルはToneGeekのプラグを継続使用、線材だけGeorge L'sに変更。
ただ、George L'sは昔使ってたことがあったんですが、音は良いのですが「こんなに硬かったっけ!?」というぐらい硬くて取り回しに難儀したので、ちょっと次に配置変更するときは使わないと思います。


以上、2020年10月現在のエフェクターボードでした。
このご時世でライブの予定もないのに。
【追記】
思うところあってボードを小型化しました。↓

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